Mike The Bike

小父さんは乗り物で遊びます!

Category :  モーターサイクル
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初の北海道ツーリング _0E
当時、北海道はバイクで走るよりも、リュックを担いで移動する、所謂「カニ族」の全盛時代でした。そのため、定番のユースホステルがかなり混雑し予約するのも、大変でした。
 そんな北の大地を走ってみたいと思ったのは3年前。その後、ソロキャンプツーリングの経験のために四国一周も行い、後は、出発準備をするだけです。
 
初めての北海道なので、その道程を楽しもうと、行きは自走で行くことにする。出来るだけ、外周を回り、主な岬をを目指す。トータル3,500キロ!を超えるかも!一日の走れる距離を考えながら、2週間分の宿泊地を決める。そこに在るユースを予約する為に往復ハガキを出すが、何箇所かは、満員で断られる。まぁ、現地に行けば何とかなるかなぁ? 多少不安だが、テントも有るし良いか!
 さぁ行くぞ、出発!
*1972年7月14日
前日までの集中豪雨のあとの小雨の中、カッパを着込んで夜中の12時の時報とともに出発する。名阪道が土砂崩れで通行止めとのことだが、一応、天理まで行ってみると、
矢張りダメなので、大津まで出て、1号線に入り、鈴鹿、浜松、静岡と通り東京に着く。
この間の事は、弁当を食べた事と静岡駅近辺で道に迷った事位しか覚えてない。
4号線の入り口が解らないので、皇居前で地図を調べていて、たまたま通りがかった白バイを手を挙げて止めて聞いてみると、先導してあげるから付いて来いとのことで、遠慮無く送ってもらう。その後、日光のユースに無事到着し、すぐ仮眠! 本日の走行距離750km!だった。
夕食時には綺麗な東京の銀行員のお姉さんとお知り合いになり、コリャー初日からラッキー!
*15日
日光街道を北上する、那須が近いからか道も快適だ、猪苗代を通り、結構高い料金を払って磐梯吾妻スカイラインを通るが霧でなにも見えず。仙台に着き、路面電車の軌道が嫌だなっと思いながら、緩い左カーブに差し掛かった瞬間、アッっと声を出す間も無く転倒!何故かイン側の左方向に滑って行く。早く止まってぇ~!カッコ悪いなぁと慌てて起こし、少し移動してからダメージを確かめるが、幸い荷物がクッションになったのか、OKだ、ホットする。バイクライフ初転倒だった。
町から離れた海岸沿いの松島ユース泊まり。

初の北海道ツーリング 91_1E*16日
4号線を北上し中尊寺を拝観。
三陸海岸に出て、前を走っていた白バイに付いて65km/h位で巡航していると、止められて、追尾でも違反になるぞと脅される。
宮古で浄土が浜を見学後、竜泉洞前にてテント泊。寝ていると夜中にポリが来て懐中電灯浴びせながらの不審尋問を受ける。
*17日
管理人のおじさんに鍵を開けてもらい、開園前に竜泉洞を1人で見学。しかし、1年前にこの鍾乳湖に潜ったまま行方不明のダイバーがいたのを知っていたので気味悪かったな。
盛岡に出ようと適当に走っていると凄いトレック道を走るが国道もダートなので気にせずに走る。田沢湖までも酷道だったが、そこから十和田までの区間がまた凄かった、コースみたい!後年、イーハトーブトライアル参加時に寄って思い出しながら走ってみましたが、舗装されていてイメージが全然違っていた。
72北海道32発荷峠から降りて、すぐ側の林の中に在る十和田湖ユース泊。


初の北海道ツーリング 9_1E*18日
期待していた奥入瀬(何故か写真を写していない)を通り、久し振りに4号線に出る。青函連絡船よりも、安価な大間からの東日本フェリーに乗るために下北半島を北上長いストレートだが、アップダウンが激しい、こんな道は初めてだ!
 むつ市から山道を通って恐山に。この頃はまだ人も少なく異様な雰囲気で気色悪かったなぁ。大間からフェリーで函館着。
追い越し禁止が続く5号線を大沼のユースを目指して走る。
トンネルを抜けるとそこには北海道が!!在った。
ガードレールの向こうが函館本線なので、SLを待っていたが、なかなか来ず、諦めて、スタートした途端、シュッポ、シュッポ**
とうとう、来たゾー!当てにしていたユースを訪ねると、工事中でガラーンとしている、変だな、アレェ25日から営業予定だって!!仕方ないので、もう1つの方に行くが、それこそ芋の子洗い状態の満杯だ、取り敢えず泊まれる。しかし夕食は薄めまくったカレーだった。
72北海道23*19日
長万部のロングストレートを岡林信康の「申し訳ないが、気分が良い」を大声で歌いながら走る。今、北海道を走ってるぞ~!
渡島半島を横断し岩内に、最果ての漁港其の物の神恵内から開通したばかりの酷道で積丹を横断し神威岬に。ここから岬の先端上まで岩だらけの海岸や素掘りのトンネルを歩きます。真ん中に白く見えているのが登っていく道です!
札幌のユース泊。
*20日
 72北海道22定番の時計台へ。
当然この当時はまだ雄冬海岸には道は無く、大きく遠回りして留萌へ。
ここから稚内までの天塩街道は海岸線を延々と行く工事中のダートだった。道は真っ直ぐだが、やはりアップダウンの連続でしかも丁度砂利を撒いている所なので、TSでもフラフラしながら走る。 初の北海道ツーリング 9_2Eサロベツ原野の入り口付近から見た利尻山
天塩から40号線に出てやっと舗装路に、少し行くとサロベツ方面への道に入ると、前方に利尻山が見えてくる、渡って見たいが今回は日程的に無理なので諦める。まだ国立公園に指定される前だったので、柵やガードレールも無く本当の自然状態だった。
丘の上に在る稚内ユース泊 夕食前に別料金でかにを食べる。
初の北海道ツーリング 3E*21日
もろに向かい風のなか宗谷街道を行くと、いよいよ最北端の宗谷岬だ!
  流石に感無量!思えば遠くに来たものだ!実感。
この頃は未だ自由にバイクで傍まで行けた。タクシーの運転手に写してもらう。情報ではここから網走までの海岸沿いは又もやかなり酷道だとか。そこで浜頓別から、内陸部に入り旭川を目指す、72北海道05舗装はされているが、細い地方道で、音威子府で再び40号線と合流し、天塩川に沿って南下する。並行した国道をショートカットし、石狩川を遡り、美人のペアレントが居ると有名な層雲峡ユースへ。もうおばさんだった!初の北海道ツーリング _4E
*22日
現在では高速コーナーを楽しめる大雪国道だが道路工事とダム工事が重なって、当時はまるで山岳地帯を行くモトクロコースだった。一旦海岸線にでて、能取湖ぞいを抜けて網走に!ご存知網走番外地!で2人連れのライダーに写真を写してもらう、近くの食堂でお昼を食べながら話してみると、元自衛隊員だとか、任期が明けたので、ツーリングしているそうだ、72北海道29暫く一緒に走る。細い道を通り眺めがいい天都山に、再び、内陸に向かい、72北海道28美幌峠に向かう。北海道上陸以来初の舗装路のワインディングロードを満喫し、




72北海道27摩周湖に。
ここからの裏の下りがまた酷道だった、75-07
23日、川湯ユースで同宿の看護婦と硫黄山辺りをショートツーリング、後日、手紙をもらう!
初の北海道ツーリング 44_0E斜里に出て知床方面に入るが急峻な崖淵を凸凹道が続く、
 これまた工事の真っ最中で、オンロード車の人にはかなり危ない道だった。
 オシンコシンの滝まで来ると少し良くなるが、当時ここの下の道は未だ出来ていない。
初の北海道ツーリング 44_1E 今日は期待していた 噂の岩尾別ユースに泊まるが、有ろう事か、満杯で別棟に回される。予約してなかったので仕方が無い。               
FS-1でツーリング中の女子高生 (このツーリング中に逢った唯一の女性ライダー、当時は殆ど居なかった)と1時間程バイク談義していると、側にいた同宿者が乗ってみたいと言い出し、
彼女が貸してあげるが案の定、こかしてレバーを折られる。
 パーツは網走にしかなく、足止めされていた。
初の北海道ツーリング 4_2E*24日
 宿泊者男女15人程で、カムイワッカの滝で混浴!もちスッポンポンで!後日、送って貰いました。右から4人目だ、女の子の反対側で残念!? 
72北海道35知床五湖の遊歩道を三湖だけ見て引き返す。ウトロで、定番の知床半島釣り船ツアーに参加、72北海道36帰路はかなり揺れて気分が悪くなる。知床横断道路の影も形も無く、同じ道を引き返し、75-13
斜里にでる。 斜里峠も工事中で凄い道だった! ノンビリしていて、標津ユースまでしか行けず。ここは町立なので施設は立派だが規則が片苦しい。
初の北海道ツーリング 50_4E*25日
 野付半島をカッ飛び(凄い凸凹)、トドワラへ、当時は此処までバイクでも入れた!
 トドマツが立ち枯れ、白骨が転がっているようだ。
72北海道37根室半島を 納沙布岬を目指して行くが、ここが北海道で1番寒いなあ、特に霧が発生してると。夏なのに指先が悴んでくる。寒さに震えながら、霧多布へ。
ユース経験史上最悪の厚岸ユース(商人旅館の兼業)に。まぁ良い経験か?同宿者と話してみると私の長崎の友人の同級生だと判りビックリ!彼はカニ族だが、流石南国の人らしく、長袖を1枚も持って来なかったそうで、根室で慌てて買ったそうだ。
72北海道15*26日
 厚岸大橋は未だ無く、小さいフェリーに通勤や通学の人に混じって乗り込み国道に渡る。
釧路を経て北上し阿寒湖に。
72北海道38バイカー間で有名な阿寒湖のお土産やでこんな衣装を!普通の観光地なので早々にオンネトーに出発。何故こんなコースかと言うと、弟子屈と阿寒湖間の阿寒横断道路が難所だと有名だったので、軟弱にも回避してしまったのだ!今となれば、折角のオフ車だし、通っておけば良かった思っている。72北海道16
お気に入りのオンネトー国道からここまで凄いダート 、後ろが雌阿寒岳、後年登ることに。      
今日の宿泊地は特には決めていなかったが、帯広のユースにでもと思っていたが、時間も早いのでもう少し走ってみる。
 72北海道39襟裳岬を目指して走っていると、125CCの実用車に荷物を満載した人とあい前後する。
 幸福の駅に着いて休憩していると彼も到着し話してみると凄い山形弁で、同じように今日の寝床がまだ決めていないとのこと、じゃ広尾でテント泊しましょうと意見が一致。
2つテントを張るのも無駄なので、大きめの彼のを2人で張ることに。 
 
*27日
初の北海道ツーリング 4_3E朝、昨日買っておいたパンで簡単な食事をし、テントを片付ける。一緒にスタートし、暫く走り、黄金道路で昆布取りの写真を撮っていると、
彼は暫くここで撮影していくとのことなので、お先に出発する。サヨウナラ!
初の北海道ツーリング 44_4E昔から難工事で教科書にまで載っていた黄金道路を今走っているのかと感無量になる。
 寒々とした天気だったのが、霧で有名な襟裳岬だが近づくにつれ、なぜか日が差してくる。
岬では、歩いていける1番突端まで行ってみるが、まるで、川のようにな海水の流れにだった。
ウトナイ湖ユース泊
*28日 
ここで、東京から来ていたヤマハライダーと親しくなる。
 彼は、支笏湖から洞爺湖に向かうそうだが、私は丁度逆コースなので、またの再会を約束して、出発する。
72北海道17先ず、名前に惹かれて地球岬に行く。室蘭のすぐ近くなのに余りひと気の無い静かな灯台だ。そのまま、海岸沿いに走り、



72北海道18洞爺湖に。支笏湖までの道がかなり後年まで未舗装だったが、この頃は到底有名観光地とは思えない酷い道だった、
途中で明日はどうしようかなと考えながら走っていると、例のヤマハ君が手を振りながらすれ違っていった。
支笏湖には興味も無いので、72北海道19すぐ側のオコタンペ湖に、
ここは、上からは自由に見れるが湖岸に行くには30分程の山登りを強いられる。
もう1日走る予定だったが、フェリー会社に問い合わすと乗船可とのことで、急に里心がでて、繰り上げて帰ることに。
そのまま小樽にでてフェリーに乗り込みました。
船中では、ひたすら休養に専念し、甲板に出ることも殆ど無く、30数時間、同じ部屋のツーリスト達と北海道の感動を語り合い。29日は丸々、船中で、30日の早朝、舞鶴に着き無事帰宅しました。
 

 この当時の北海道の道は本当に凄い状況で、殆ど各地が工事中だった。

 前方を砂煙が移動しているので、近づいてみるとバスだったりした。

 2年後に再訪してみると、主要道の殆どが舗装されていたのには驚かされた。

 こんな遠い所にはもう2度と来ることは無いだろうと思っていたが、

 後年、10数回も行くことに!
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